曇のち快晴 午後は半袖シャツで外出

 La Riche Soleil に買い出し。一旦帰宅して職場へ。夕食は安かろうマズかろうのファストフード店でパスタ。

 職場の製膜や実験系に使う部品を作る場合、普通は金属材料を切ったり削ったり穴をあけたりネジ止めしたりして構築するけれども、ここでは材料の購入も工作もなかなかままならない。それなら(物によるが)レゴで作っちゃえば工具も要らず瞬時に完成するし試行錯誤も再利用もできるし好都合じゃないの、ということで、Jean Jaures の大型玩具店でレゴブロックの基本セットを買ってきた。
 じつは子供の頃はかなりのレゴファンだった。当時は赤・白・黄がメインで、青や緑のブロックはほとんど見なかったな。何十年ぶりかでブロックを嵌めたり外したりする。ピチッという音とともに指先に伝わる軽い振動が懐かしく、思わず「おおっ」と声が出る。昔よりも軽く外せるような気がするのは、ブロックの寸法が微妙に改良されたからか、自分が大人になったからか。
 自分の発想で何でも作れるのがこの手のブロックのうたい文句だけど、年月をおいて冷静に振り返ってみると、レゴブロックにはいろいろ制約もある。例えばブロックは上に積み上げるだけで、横方向に積み進めるようなことは想定されていない(と思う)。また単位ブロックのサイズも、今回初めてノギスで計ってみたけれど、ミリで割り切れる数字ではなく、特に横方向の単位長さが非常に中途半端だった。レゴ以外の材料と組み合わせるのは不便だと改めて感じる。まあレゴマニアの人々にとっては、ブロックを横方向に積んだり他の材料と組み合わせるのは「邪道だ!」ということなんでしょう。