もちろん快晴

 大学食堂はカフェテリア方式で、メインディッシュは4種類くらいの中から選ぶ。で今日の昼食の時、何の肉かわからないまま、一見骨付き鶏肉のような料理を選んだ。なかなか美味だ。最後まで何かの鳥類の肉だと思い込んでいたが、後で聞いたらウサギだった。まだまだ修行が足りない。

 食後、同僚との雑談で「フランス人はウサギは食べるのに、他人が犬を食べるのは嫌うなんて可笑しいね」と言ってみたら、相手はただ苦笑いして「そうだね」と言うだけだった。先日もテレビのニュースで、オーストラリア近海で日本の捕鯨船が親子(?)クジラを捕らえる映像が映し出された。言葉はわからないけど捕鯨批判の報道にちがいない。オーストラリア人が日本の所業を非難するコメント映像が流れていたが、それに対する日本側の主張などは全く紹介されなかったところに、捕鯨問題に関するフランス人の強硬さが感じられた。ウサギやカタツムリは食べてもよくて、クジラや犬はダメというのは、感情論にすぎないんじゃないの?という日本人の多くが抱いている意見を機会があればフランス人に投げてみたいのだが、まあ今日はやめとく。