自民歴史的大敗

 7/29 (日):完全休日。髪を切る。投票。洗濯。松任図書館。夕食にうなぎ蒲焼きをスーパーで買って食す。夜はずっと選挙特番を見る。
 7/30 (月):朝から夜まで端子付けや配線作業。

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 あちこちの選挙区で自民党民主党の大接戦が繰り広げられ、その多くで最終的に民主党が競り勝っていた。保守王国・石川でも最初は自民党候補がリードしていて「やっぱり…」と思ったら、最後はなんと民主が逆転勝利。日本国民がここまで一致団結するとは、正直、意外だった。

 ここ数ヶ月、「年金」「政治とカネ」「失言」といった数々の政府の不祥事が明るみに出て、それと並行して安倍政権の支持率がみるみる下がって行ったのには目を見張った。一つの不祥事のほとぼりが冷めぬ間にまた次の不祥事が、というようにじつに絶妙な間隔で表に出て来たのが効いたと思う。中でも年金問題が致命的だったね。これだけ多くの国民が「国に酷い目に遭わされた」と肌で感じた不祥事は珍しい。人は自分の身に降りかかった災難には敏感だからな。

 自民党一党独裁があまりに長く続きすぎたので、今回の参院選の結果、民主党自民党の力が拮抗するようになったのは良い傾向だと思う。だがもしこのまま風が吹き続けて、衆議院民主党が第一党になったりしたら、自民党の二の舞になりそうでかえって良くない気がする。2つの党が差しつ差されつ、時には協力しつつ、効率的にやっていくのがいいんじゃないか。