事務作業

 最近は装置をフランスに送る準備作業に携わっている。海外にモノを送る際には、そのモノが輸出令に準じていることを示す「非該当証明」という書類を税関に提出するらしいのだ。そのため装置に含まれる細かい機器の一つ一つについて、メーカーにその書類を請求せねばならない(一体ものの装置なら装置メーカーに頼めばいいのだけど、自分達で機器を寄せ集めて作った装置なので自分で書類を集めるしかない)。全く経験のないことで、始めるまでは「いったいどこまで細かい機器についてやればいいのか」が今ひとつつかめず戸惑っていた。始めてみたらどのメーカーも非該当証明の必要性を認識していて、意外に快く書類作成手続きを示してくれた。細かくやるに越した事はないとわかり、もう遠慮せず次々に電話をかけまくった。1日のうちに 10 社近いメーカーと電話で話したのは初めてかも。

 共同研究者と論文作成の相談。注文していた実体顕微鏡が納品される。M1 学生の研究発表会の審査を2件。1件あたりの時間は発表と質疑応答合わせてわずか 15 分、今ひとつ突っ込んだ議論ができず不完全燃焼。
 明後日締め切りの書類があって、いつもの如くヤダナアヤダナアと先延ばしに。