Washington DC からの帰還

 帰りは普通のエコノミークラスで、通路にも窓にも面していない最悪の席。しかもうっかりスリッパを機内に持ち込むのを忘れた。そんな苦しい状況でも映画は3本見た。やはり好きな時に見始められることのメリットが大きいのだ。昨年1年間に見た映画は 14 本だったが今年は現時点で早くも 6 本。13 日午後(日本時間)に成田着。実家に1泊。ワシントンのホテルから実家までドアツードアで 20 時間だった。
 14 日は妹一家も来て全員で食事。私は 3 時頃に出発して金沢へ帰る。
 15 日:1週間ぶりの職場。溜まっていた雑用いくつか。

キネ旬ベストテン
 邦画と洋画各々の1位の作品だけ既に観ていた。もっとも邦画の1位作品は先週飛行機の中で観たばかりだけど。例によって、観たいと思いつつ観ずにいた作品が3本ほど入っていて、うーむ。

・『宙船(そらふね)』(TOKIO
 中島みゆきの作った歌だと聞き、「ああなるほど」と納得したのだった。なぜ納得したか考えてみるに、音の構造に他の中島作品との共通点が多いためだと結論。実際にいくつかの歌のサビ部分のメロディとコードを、Am キーに移調して書いてみると以下のようになる。

『宙船』|ラーーミミーシ|ラソソ(ミソ)ーーーー|
     Am       Em
地上の星』|・・ミララシシ|シ(ーラ)ソーーーーー|
       Am       Em
『空と君のあいだに』|ミラーミミラシシシ(ラソ)ーーーー|
           Am       Em
銀の龍の背に乗って』|ーシラ|ラ(ーソ)ソー|
            Am   Em

 いずれも (1) Am → Emという展開 (2) コード構成音以外の音として Am 部分にはシ音、Em 部分にはラ音を使っている (3) 最高音はである、という共通点がある。まあ似てる歌だけを選んだんですけどね。『地上の星』と『空と君‥』は4小節ハモれるよ。