Washington DC までの道

 3日夜から2日間だけ金沢に戻り、5日の夜に再び東京の実家に移動。翌6日朝の ANA 成田発 Washington DC 直行便に乗る。年末年始休みを延長して6日まで東京にいればいいとも考えたが、年末に米国行きの準備を済ませてから帰省することはやはり難しく、主に発表ポスター作成のために一時石川に戻った。あとは職場の新年会に出たり、年賀状の返事を書いたりするためにも、一度戻ったほうが都合が良い。
 しかし留守中に届いた賀状はだいたい3日夜に見たのだが、5日になって元旦の分厚い新聞の中に賀状の束が一つ挟まっているのを発見した時はびっくりした。早くくれたのに返事が遅れてしまってすみません>一部の方

 料金は普通のエコノミークラスだけど、空港チェックイン時に私に割り当てられた座席は「プレミアムエコノミー」とかいう、通常エコノミーより少し広い(横8席、前後は 20% 広いそう)座席。24 席だけ設置されていて先着順らしい。この程度スペースが広がるだけですごく楽だな。たまたま通路側だったので足は廊下に放り出せるし、トイレにも好きな時に行けるし。春から縁起がいいやと少し嬉しい気分になる。あと全座席で同じだろうけど、各座席に備え付けの TV では好きな番組を好きな時に見られ、停止も早送りも自由自在というのが良かった。まさに自分の部屋でビデオを見ている感覚。座席の疲れが少なかったせいもあり、着陸までにしっかり3本映画を観た。
 思えば初めて国際線に乗った 2000 年頃、機内上映といえば壁のスクリーンと、所々に天井からぶら下がっている14型くらいのモニターに一斉にビデオが流されるもので、選択の余地は無く、目を瞑らない限り映像は目に入っていた。もっと昔はどうしていたのだろう。16 mm 映写機などを機内で使っていたのだろうか。ちょっと興味ある。