査読者

 9月に入って少し涼しく、過ごしやすい日が続いたが、今日はまた暑くなった。路上の温度計は 38℃を示していた。
 洗濯とかやって午後一に職場へ。共同研究者の先生と電話で打ち合わせ。学会発表資料作成続き。書類作成。

 ウェブで文献を探しているとき、偶然3年前に自分がレビューした論文が雑誌に載っているのを見つける。じつは私はこの論文について「改稿を要する」という返事を3回返したが、それ以来音沙汰が無くなったので「掲載可」という判定を私自身は下していない。受理された日付を見ると最後の返事からほどなくして掲載可になったようだ。私が細かい事にこだわりすぎるので「査読者を替えてくれ」と著者から編集部にクレームが行ったのかな。自分はやはり厳しい(もしくは偏屈な)査読者なのだろうか。でも最後に私が返事に書いた改善すべき点は修正してあったし、最終決定には携われなかったけれどもこの論文が誌面に載ったのには私も大いに貢献していると勝手に思っている。まあ良しとしよう。