凍結注意

 夕食を食べに鶴来に出たら、路面が凍結していつもより滑りやすかった。たぶん少し雪が降って、それがいったん溶けてまた凍ったのだと思う。いわゆる‘圧雪’よりも氷の密度が高くて、まるでスケートリンク
 夜になってニュースを見ていたら、北陸道の富山近辺で車40台を巻き込む多重衝突事故があったとの記事が目に入った。そこへ知人から辰口橋の上で多重衝突に巻き込まれたという連絡を受けてまた驚く。聞くと、橋に設置されているはずの融雪装置から水(湯?)が全く出ていなかったという。橋の上で滑ったら下手をすると川に落ちて命にかかわる事故になる。凍結するような状況で融雪が作動しないとはどういうことか。なんのための装置か。
 自分がいつも通っている天狗橋は、少しの雪でもノズルから水がザバザバ路面に撒かれ、まず凍結はしない。ただし一部のノズルは半分詰まりかけて水が上向きに出たりする。今日帰り道にこの橋を通ったとき、車のフロントガラスにノズルの水がバシャッとかかったかと思うと、それは冷えたガラスによって一瞬にして氷の膜と化した。運転席の視界は奪われ、ワイパーも成す術がなかった。これはこれで危険だと思った。