庶民の台所

 昼に1回職場に来て試料交換。次の交換まで8時間空くので、一旦職場を出る。シネモンドへ職場からもらった割引券を使って映画を見に行く。『灯台守の恋』。ヨーロッパの映画は美しい。
 せっかく土曜日に町に出たので、近江町市場に足を運んでみる。既に夕方5時を回っており、魚屋さんたちは店じまいの直前だった。アンコウのアラ(200円)を買う。金沢在住12年目にして初めて近江町市場で鮮魚を買った。スーパーと違って値段がキリのいい数字なのが気持ちいいと思った。市場で店の人と言葉を交わし、値切ってもらったり調理法を教わったりしつつ、夕食の材料を買って帰る生活。ちょっと憧れる。また土曜に来よう。次はもう少し早い時間に。

 帰宅。洗濯しながらメシを炊きながら土鍋でアンコウ鍋を作り、夕食。アラの中に肝が一切れ混じっていたのでちょっと幸せになる。
 ランドリーで乾燥したのち職場へ。再び試料交換。