San Jose (6) − 帰国の前日

【本日の行程】(午前)学会 (午後)学会 → ホテル周辺で買い物等

 サンノゼは居心地の良い町であった。気候は温暖で治安も良い。アジア系とラテン系の住民が多いためか、自分が通りを歩いていても浮いている感じがあまりしない。食堂もタイとかインドとか中華とか和食とか、アジア系の店が多く、飽きない。過去の訪米で嫌というほど味わった肉・卵・ポテトのみからなる食事には今回は直面せずにすんだ。
 私は昨日までに書いたような場所を見て回ったけれども、学会会場で知り合った日本の研究者の人に言わせると「ここは観光地っぽくなくて見るものが全然ないから、学会に集中できていい」と。そういう見方もあったか。確かにHDD発祥の地なんて人と連れ立って行くような場所ではないね。自分は一人で来たので、誰はばかることなくマニアックな場所に足を運ぶことができたのかも。

 「夜中の3時に目が冴える」現象は結局どうやっても解消できなかった。夕食後に一眠りしたために夜中に眠れなくなるのなら仕方がないが、朝からずっと起き続けていてもそうなのだから、これは自分の意志ではどうにもならない生理的メカニズムが働いているのではないかという気がする。で、このまま朝まで起きてやろうとすると、7時頃にやはり眠くなって寝てしまうというパターンだった。明日の朝に寝過ごして飛行機に乗り遅れたりしないか、今はそれが心配。