21世紀のベッド

 報告会。これが終わったら疲れがドッと出て、しばし活動休止状態となった。深夜にまた動き出して試料交換とか。相変わらず夜型になりがちの、よくない生活パターンだな。

 最近職場で仮眠を取る時は、居室の事務椅子を3個並べて横になることが多い。やってみてわかったが、このやり方にはソファに寝るよりも快適な点がある。それはベッドがヘビのおもちゃのように変形してくれる点。椅子はキャスター付きでしかも3つのパートが独立に動けるわけだから、寝ている時に身体を曲げたり伸ばしたりすると、それに応じてベッドもくねくね動いてくれるのだ。水に浮いているような心地よさがある。
 もう1つ。これは椅子の特性とは関係ないけれど、事務椅子の前に大きなテーブルがあって、椅子に横になるとちょうど身体の上端のあたりにテーブルの板面がある格好になる。なので身体の右側を下にして寝そべった時に、上になっている左腕と左足をテーブル板に乗せてみたら、思いのほか楽なのだ。通常、右半身を下にして横になると、左半身の体重が右半身にのしかかって負担になる。左手足を他の台に預けてしまうことでその負担が軽くなるんだな。ちょっとした発見。
 片方の手足を机の上に投げ出して倒れている姿は傍から見ればギョッとするような異様な光景ではあろうが、まあそれはそれとして、これをヒントに楽なベッドを開発できないでしょうか>寝具メーカーさん。