月刊Joe

 朝、出勤して共同研究者からのメールで投稿OKを確認して、ウェブ上で論文を投稿する。これで一安心。気分を一新して次にやるべきことを画策したり、グループで中期的計画の打ち合わせをしたり。
 他グループの先生から、研究者としての自分の問題点について忌憚ない意見を伺うことができた。普段井の中の蛙である自分にとってきわめて貴重な示唆である。その中に、論文数が少ないという指摘があり、「これだけ頑張ってもダメか‥」と少しがっかりしたがすぐ「じゃあ提示された数だけ出してやろうじゃないか!」と思い直した。もちろん凡作を量産することは望ましくなく、質と量を両方追求せねばならないのだが、たまたま論文1報を短期間で書き上げたばかりだったせいもあり、極端な話、毎月1報ずつ投稿するくらいの気持ちで研究に取り組もうと壮大な誓いを立てる。