お蔵出し

 すっ飛ばした日は大して変わったこともなかった。今日は珍しく朝8時前に出勤した。気分は高揚しているけれども、やはりたまに早起きすると眠かったり腹の具合が悪くなったり。
 朝から晩まで測定。並行して他人の講演予稿のチェックと自分の講演予稿の執筆。自分は今回は出さないつもりだったけど、追加募集の知らせを受けて、お蔵入りしていた過去の実験結果に日の目を見せてあげることにした。

 膜を作って、測って、測って、測って、また膜を作って、測って、測る。
 うまくやれば、これくらいの作業量でそこそこの論文1本書けるはずだ。筆頭著者の論文を年に10報くらい出すことも可能かも。
 そう考えると、データが出揃ってから論文1本書くのに1年半かかっている現状はいったい何なのか。