高校生

 職場へ。雑誌会。
 梅雨の晴れ間で、昼頃から夏っぽい暑さになってきた。仕事はあったけれども後回しにして海を見に行く(今年初)。砂浜には若者や家族連れが三々五々。高校生くらいの少年が2人、ギター持ってきてライブを始めたり。広い空間で皆がゆったりと好きなことをして過ごしているのがいいね。ついでに近くの温泉に入ってきた。
 夜、再び職場へ。実験結果の解析、共同研究者との連絡など、デスクワーク。

 とある漫画家夫妻のお嬢さんのweb日記を久しぶりに覗いてみた。初めて日記を見た時は小学生だったけど、もう高校1年。居合い抜きを習ったり音楽部で活動したり切り絵にハマったり昔の映画やマンガを愛好したり、きわめてエネルギッシュな日々を送っているようだ。テンションの高さが文章から溢れてくる。最近は自分を「拙者」と呼んでいて、級友からサムライというあだ名をつけられたとか。ユニークで天真爛漫。読んでいていつしか彼女のペースに巻き込まれてしまう。
 私はこの世代の子らとは付き合いがほとんどないので、奴らは一般に「無気力無関心」「マニュアル人間」「流行に左右されやすい」というのが私の先入観になってしまっているけれども、この子のやりたいことを何でもやってやろうというがむしゃらさを見ると、若いときは本来そういうものだよなあ、と安心するのだ。彼女が特別なのかもしれないが。早くも大学受験に向けて準備を始め、理系の大学も視野に入れているようだ。やりたいことも、やらねばならないことも、全部頑張る人を私は応援するよ!