古雑誌 (2)

 書類書きとゼミの準備。並行して自動測定を1個。

 存在すら知らなかった『ARENA37℃』だけど、パラパラ見てみるとわりと面白かった。1983年の号で、原田真二越美晴の対談とか、村上龍広田レオナの対談といったレアな記事が読める(顕微鏡が必要だけど)。
 ところで冷静に考えれば、古本屋に行けば20年前の雑誌なんていくらでも並んでいるし、何が出てくるかわからないリスクを伴うこんな食玩に手を出すのはある意味バカバカしいとも言える。何が出てくるかわからないスリルがいいのだ、という人もいるだろうが私はできればそんなスリルはなしで望みの雑誌を手に入れたい。ミニ雑誌は種類によって厚さが違うようだから、一番分厚い『花とゆめ』が欲しければ売場に精密天秤を持ち込んで重い箱を選べばよいか、などと考えたりする。それはともかく、リスクを覚悟してまでこういうミニ雑誌を欲しがる心理って何なんだろう。やっぱり日本人のDNAに備わっている‘小さいものを愛好する趣味’がそうさせるのかね。