月のワルツ

 新日曜美術館で‘アメリカの心のおばあちゃん’グランマ・モーゼスの特集を見る。以前とある美術館で現物を何枚か見たのを思い出した。古き良き米国の農村風景と人々の姿。自分としてはヨーロッパに比べて米国の大雑把さ、うす汚さがどうも好きになれないと感じていたけれども、ここにあるアメリカは確かに美しい。いつ頃からあの国は道を間違えてしまったのか。
 洗濯。HDD→DVDダビング。松任図書館(今年初)。プール(今年初)。夕食後に職場へ。

 最近街で耳にして気になっていた曲が、じつは昨年10〜11月の『みんなのうた』の放送曲(諫山実生月のワルツ』)であったことを知り愕然とする。新曲は全て録画するよう心掛けているが、この曲は録り漏らしていて未聴だった。べつに愕然としなくてもいいのだが、録り漏らしていなければ「みんなのうたの曲が街で流れている」ことをいち早く察知できて幸福感に浸れたのにという気持ち。だがもしみんなのうたで聴いていたらこんなに心惹かれただろうかという疑問も。