紅白視聴率

 1日:家族で妹一家の家へ。新年と姪の3歳の誕生日を祝う。
 2日:家族と妹一家と、浜離宮庭園へ(初)。その後汐留の中華で夕食。
 3日:家族と池袋で昼食。その後1人金沢へ。

 紅白(第2部)の視聴率が40%を割ったという記事がデカデカと紙面に載っていた。例年はもっと扱いが小さいのに、不祥事が話題になっていると新聞もここぞとばかり攻撃的になるね。しつこいようだけど「紅白の視聴率」と言った場合には1部2部を合わせた平均視聴率でなければならないはずで、そもそも第2部の視聴率だけ議論するのはおかしいのである。計算してみると1部2部の平均視聴率は35.5%であった。平均視聴率が40%を割ったのはこれが初めてではなく、1990年に38.2%まで落ちたことがある。もちろん今回が過去最低なのは確かだが、そう大騒ぎすることか?
 これによってNHK内でまた紅白廃止論が熱を帯びてくるわけだが、べつにやめる必要はないと思う。「50%取らなければ紅白じゃない」などという思い込みが諸悪の根源。他局のFNS歌謡祭やミュージックステーションSPと同種の年末大型歌謡番組だと考えてみると、少なくともそれらの番組よりは何倍も数字を取っているのだからいいじゃないか。コストが引き合わないというなら、今回のような経費削減をもっと進めてもいい。それにしても「今回は史上最高の紅白になる」などと、口先だけで視聴者を騙せると考えている会長の態度にはさすがに嫌気が差してきた。