シンポジウム

 韓国4日目。シンポジウムでポスター発表をする。この2時間のためだけにスーツを持参し、ポスターを長い筒に入れて持ってきたわけで。自分の発表内容はあまり満足のいくものではなかったが、それでも何人かの人は興味を示してくれたので嬉しい。
 終わったら精神的にも肉体的にも疲れてしまって、部屋に戻って寝る。2時間立っているだけで結構な運動量なのだ。でもまだやらねばならない仕事が。

 ところで明日から同じホテルで青色発光ダイオードの国際会議があるらしい。私は参加しないけど、そのポスターを眺めていたら招待講演者の中に中村修二氏の名が。おお、彼がこのホテルにやって来るのか。もしかしたら既に来ていて、ひょっとしたら私の隣の部屋に泊まっているのかも、明日の朝食のときカフェテリアで遭遇しないだろうか‥‥などとついミーハーな考えを巡らしてしまいました。

 少し前の話だけど、13日ソウルの街を歩いていたら、路上でなんだかデモっぽい行進をしていたり、都心のほうに歩いていく人が異常に多くて抜け出すのに苦労したりした。人々が手にするプラカードの文字の意味がわからないので何のデモだか見当もつかなかったが、こういうことだったらしい。うーん、韓国人の政治への関心は強いな。