勧誘

 今日は職場の居室に不動産の勧誘の電話が2本来た。机を並べている同僚と私に1本ずつ、別の業者から。仕事中にこういう電話をもらって「じゃあ、ちょっと話を聞いてみようかな」という気になることはまずない。研究の邪魔をされて「ウキーッ」となるのがふつうの反応のはず。
 もっとも相手も、仕事だから仕方なく迷惑な電話を日々掛け続けて、拒絶反応を日々返され続けているのであろう。今日の相手は喋り方から想像するに、もうこの電話勧誘の仕事に疲れて、ちょっと心のバランスを失いかけているのではないかと思った。
 こういう電話攻撃が何年も前から行なわれ続けて未だに止まないということは、ある程度効果が上がっている方法なのだろうか。セールス話に乗ってきて契約までこぎつける客がある確率で存在するのだろうか。それにしてももっと客と業者の双方が不快にならずに済む宣伝方法はないの?