日記

人からもらったテープを聴いていたらスティービー・ワンダーの懐かしいナンバー「パートタイムラバー」がロングバージョンで入っていた。たぶん当時12インチシングルとしてリリースされたのだろう。思えば12インチシングルって、CDが出回る直前に流行ったなあ。今のマキシシングルに相当するのか。おなじ曲でも通常の長さのドーナツ盤と12インチシングルの2通りのバージョンがあったりした。やはりS.ワンダーの「心の愛」も両方聴いた覚えがある。12インチはドーナツに比べ歌詞が長い…ということはほとんどなく、たとえば前出の2曲などは前奏・間奏がひたすら繰り返されるのみで、今聴くと水増し感が否めない。本当に12インチやマキシに値するのは「清河への道」「親父の一番長い日」「私は風」のような大作だけだと思う。ところで12インチ=1フットだが「1フットシングル」とは呼ばない。「ビタミンC 1g配合」と言わずに「ビタミンC 1000mg配合」と言うがごとし。でも爆風スランプは「一尺シングル」と呼んでいたっけ。