Paris (12/19 - 12/20)

12/19 (土) 晴→曇
 朝 9:20 の Intercité でパリ=オステルリッツへ。サン=ラザール駅近くの宿にチェックイン。近くの中華デリで昼食して、バス(29番)でカルナヴァレ博物館へ。展示を見たり、ちょうど始まった室内楽コンサートを少し聴いたり。その後、天気もまずまずなので Velib で移動することにする。シテ島・サンルイ島の今の姿を眺めたりレアールでラーメン屋を探したり(見つからず)。オペラ近くで土産物を調達。夕食は通りかかった Le Pain Quotidien という自然食品系パン屋で。こだわりの伝統店っぽい装飾だけどチェーン店なんだね(東京にも2店出している)。

 ビスケット屋での土産物準備にえらくエネルギーを使った。箱に自由に詰められるオプションを使って1箱 15 €程度に抑えるためにはビスケットをいくつ入れられるかという算数の問題、同じ中身で8箱作る依頼、清算中に1箱だけビスケットが足りないことを発見してダメ出し…等々、店員とのやりとりを全部へたくそな仏語でやったのだ。頑張ったのだ。箱の蓋をテープで止めてもらわなかった等の仕上がりの欠点は大目に見てほしい。

12/20 (日) 晴
 チェックアウトし、荷物を宿に預けて徒歩で出発。今回はモンマルトルのサクレ=クール寺院へ赴く。寺院自体よりもケーブルカーや回転木馬や、イングリッシュハープの大道芸や、寺院の裏の閑静な区画や、画家のたまり場の広場などを見て楽しむ。
 ロシュショアール大通りから寺院へ向かう上り道で、3つのカップのどれに玉が入っているか当てる賭けがあちこちで行なわれ、多数の観光客が 50 ユーロ札を賭けて熱中している。僕が見ている間は不思議にいつも玉はあるべきカップから現れ、それを観光客は当てたり外したりしている。ので、つい簡単に勝てそうな気になる。僕も参加するよう何度も胴元から促されたけど、自分が賭けたとたんイカサマされる気がして断り続けた。もしそうなら玉のあるべきカップを見抜けず負けてみせている観光客も胴元とグルなのかも。

 Le petit moulin という小さな店で昼食。宿で荷物を受け取り、徒歩でオペラ座のバス乗り場へ。CDG 空港へのバスの通り道は、来仏当時はチンプンカンプンだったが、Velib で走り回ったおかげで最近はだいぶ土地勘がついて風景から現在位置をわかるようになった。そしていつものターキッシュ航空のイスタンブール行きに搭乗。もはや慣れてしまって感慨はほとんどない。