(金) 曇、19〜32℃

 昨日の続きの製膜1回。試料を持って KKS へ。SEM
 早めに退勤し、書店に寄って BD『Les Souvenirs de Mamette Tome.3』(Nob) 買う。1・2巻を図書館で借りて読んで、思いがけずハマったので。あとで他の巻も買うかもしれない。夕食はパスタ屋へ。

 小保方氏の博士論文に関する調査委員会の報告、審査の過程には問題があったが博士号剥奪はしないとの結論に。
 マレーシア航空の民間機がウクライナで撃墜される。親ロシア武装派が敵機と見誤ってミサイルを発射したとの見方が濃厚。
 2件に共通して感じることは、人間のできないことを機械が代わりに行なうテクノロジーは年々発展しているが、人間がそれを使いこなせていないということ。使い方を間違えた一部の人間のために、大きな組織や国際関係を根本から揺るがす大惨事が起こりうるということ。技術の発展ぶりに比べて人間のスキルやモラルがあまりに稚拙なため、惨事について説明しようとする上層部もウソにウソを重ねたような不自然な弁明になってしまう。組織の信頼は低下し、災害は尾を引く。
 ではどうしたらいいか。人間が成長する、and/or 技術を後退させるしかない。しかし一旦完成したテクノロジーを手放しましょうと言っても簡単ではないよな。