眼科検診

 大学の医療センターで指示された眼科検診を受けに、市中心部の病院へ赴く。仕事でレーザーを使うためと、近くの物が見えにくくなっているため。1年半前にも行った場所だが担当医は違う人だった。幸い、受付の人も医師も英語が達者で意思疎通ができた。
 前回と同じく、検査のために両眼に液体を滴下される。前回はこれで看板の文字も読めなくなるくらい視界が劣化したけれども、今回はそれほどでもなかった。医師によって滴下量が違うのだろうか。

 検査の結果、近くの物が見えにくい以外は問題ないとのこと。読書用眼鏡を作ることを想定して検査結果を書いてくれた。これを町の眼鏡店に持って行けば眼鏡を作ってもらえる。

 最初、受付で自分の健康保険や総合担当医の情報を聞かれ、うろたえた。健康保険カード Carte vitale はまだ持っていない。昨年に申請したものの、何度か細かい書類不備で突き返されたので、面倒になって放置していた。しかし9月に l'assurance maladie のオフィスから来た書類(たまたま持っていた)を見せたら「それを見たかったのよ」とスムーズに事が運んだ。この書類がカードの代わりになるとのこと。かたくなだった maladie のオフィスが態度を軟化させたのか。新型インフルが猛威を振るっている緊急事態なので細かい事を言っていられなくなったのかも。