大部屋

 コインランドリーに行くバスの中で、先週の祭で親しくなった‘日本語を話す米国青年’と偶然再会した。その後職場に行くバスでは、おなじみの日本人ポスドクと偶然一緒になった。顔見知りの人を増やすとこういう楽しいことがあるのだな。

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 テレビを買おうといろいろ物色しているけど、DVD レコーダー(勿論テレビ電波を受信できる)を既に持っているので、端的に言うと欲しいのはテレビというよりモニターなのだ。受信機能はついていなくていい。DVD レコーダーからの映像シグナルを表示してくれさえすればいい。そしてパソコンも持っているので、このパソコンのディスプレイを DVD レコーダのモニターに兼用できればさらにいいな、などと思ったり。日本ではこういう製品を使えば可能っぽい。此処では同様の製品を探すのは難しいか?

 パソコンって、テレビにもなるし CD & DVD プレイヤーでもあるしネットで情報も得られるし電話もできるし、1台数十役の万能製品なのよね。1つのアパートでパソコンとテレビを別々に買って設置するのは、ある意味、金とスペースの無駄であると言ってもいい。他にも、ベッドとソファー、書斎机と食卓など、1つの物で兼用してしまいたい物はいろいろある。それらのアイテムがすべて1つの部屋に同居している状態が最も快適だ。ネットのレシピを見ながら料理を作ったり、食事しながら音楽をかけたり、映画を寝そべって観ながらそのまま眠り込んだりしたいことがあるから。新アパートの部屋が3つ(台所含む)もあるのはちょっと多すぎたな、と今更ながら思う。理想を言えば、総面積は同じで、壁を取り払った1つの大きな部屋に住みたい。あくまで一人暮らしの場合であるが。長年狭いアパートに住んでいたせいか、元来「ながら族」的性格のためか、今もこんなちまちました発想をしてしまう。