晴のち曇 霜あり 本格的な冬

 以前から話に聞いていた、研究所付属の工作室に初めて入った。工作機械は一通りそろっていて、1人の技術職員が切り盛りしている。必要な部品や装置は図面を描いて出せば作ってくれるという話だけれども、自分で機械を使わせてもらうのはたぶん無理。
 バルクセラミックス試料を切断する装置はないかと聞いたら、別の支部にあり、頼めば切ってくれるとのこと。電子部品を買える店を尋ねたら、あるけど注文制だと。うーん、理屈の上では不自由しないことになるけど、自分で何でもやっていた日本でのやり方とはかなり差がある。郷に従うか、努力して自己流の環境を確立させるか。