薔薇を投げるなら明日にしてくれ

 8/1-4:火曜日に行なった実験の解析。その結果を執筆予定の論文にどう反映させるか考える。
 査読1報。参考論文を取り寄せ中なので、その間に書けるところの下書きを済ませる。
 学内に残す製膜装置の使い方を他のユーザーに伝授。

 さてお盆前の1週間は、大きめの「敵」(人間ではなく、物理現象)と格闘せねばならない。

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阿久悠
 『スター誕生!』の審査員を務めた昭和 40 年代後半は、じつは実質的に作詞家デビューしてまだ5〜6年目だったのか。既に作詞界の大御所の貫禄だった当時(30 代)から晩年(70 歳)まで、顔つきがほとんど変わっていないし、仕事の軸足も揺るがなかった。歌謡曲という大きな城の土台は彼が中心になって築き上げた、そんなスタンダードで大きな存在。
 演歌と歌謡曲とロック・ニューミュージックを一人で橋渡ししていた人でもあると思う。後にそれらのジャンルは完全に分離してしまうが、まだそれらが渾然一体となっていた時代は楽しかった。そんなわけで、彼の訃報に際してほとんど誰も取り上げない『闘牛士』(Char)を再聴。