セラ協

 3/14 (火):東京に移動。セラミックス協会の年会に出る。1年半前にうちの大学で開かれた際に手伝って以来だ。東大駒場キャンパスに来るのは約 20 年ぶりかな。当時、裏門のほうは草ぼうぼうのけもの道だったと思うが、今日行ったら舗装されていたので隔世の感。
 夜、大学時代の友人と飲む。ついでに母校のサークルの部室を(もうすぐ建て替えるらしいので)見ておく。17 年ぶりかな。壁などは改装されているが、テーブルが昔のままなので驚いた。友人は言葉のキャッチボールに長けている人で、こちらが悪送球してもコントロール良く投げ返してくれるので、安心していろいろ喋れる。心地よかった。

 3/15 (水):セラ協2日目。夜に懇親会。協会関係の数少ない知り合いを懸命に探して、なんとか雑談で2時間もたせる。見ず知らずの人をつかまえて快活に語り合えるほどまだこの集団に馴染んではいない。
 3/16 (木):セラ協最終日。セッション終了後、共同研究者の先生と待ち合わせてディスカッション。最近のデータについて論文化する方向でプランがまとまる。先生は相手を乗せることに長けている方であった。お話ししていると、最初ネガティブだった自分の気持ちがどんどん大きくなり、何でもできそうな気になってくる。共同研究という場面で、相手を乗せることの重要さを認識。
 ちょっとした買い物のため秋葉原のヨドバシへ(初)。ついでに同じビルに入居する書店やレストラン街をうろつく。デパート並の規模に改めて驚く。『刀削麺荘』で夕食と飲み少々。金沢へ戻る。

 『帰りたくない! 神楽坂下書店員フーテン日記』(茶木則雄)読了。著者は私の母校のそばにある書店の初代店長。この店には学生時代、帰宅途中によく立ち寄ったものだ。店長の姿の記憶はないが、そういうわけで本書には少し思い入れがあり、感想もいろいろあるがまた後日に。