プログラミング

 7/11(月):3ヶ月ほっておいたVisualBasicのプログラミングに再び取りかかる。相変わらず3歩進んで2歩下がるような進行状況。しかし取り組むうちにやめられなくなり、朝3時頃まで作業を続ける。途中でやめると次の日までに忘れそうでね。
 7/12(火):電車で出勤。午後はホームページ作成の講習会、夜は金沢で新入生歓迎飲み会、その後直帰。空いた細かい時間は古い学会誌のスクラップ作業に充てる。
 7/13(水):プログラミング。早く帰って洗濯。
 7/14(木):プログラミング。ぶち当っていた壁をなんとか乗り越える。まあ乗り越えたというよりは、壁を回避して別の道を行ったと言うほうが正しく、最初の壁が何ゆえだったのかは今もって不明だ。このように「可能の喜び」よりも「不可能の屈辱」を味わうことのほうが多いから、いまだにプログラミングは苦痛だ。しかしその割には、次なる研究課題で新しい解析ソフトを作成する計画を立てたりPCを買う予算を組んだりしている私がいる。私がプログラミングを嫌いなのではない、プログラミングが私を嫌っているのだ。などと使い古しの言い回しでまとめておく。
 報告会。
 7/15(金):朝から晩まで測定。合間に新しく依頼された査読論文を読んだり。

 プログラミングをしていて思うのだが、いくら丁寧に書かれた教則本でも自分の疑問に対する答えは書かれていない、もしくは答えが書かれているページを探すのが困難な場合が多い。だから一般に物事は人から教えてもらうのが一番だ。かといって下手な講義を聞いていても往々にして眠くなってしまう。それでも講義に出る価値があるとすれば、それは講師に質問をする機会が与えられているからだ。そこが独学と受講の決定的な違いだ。講義の最中にでも後にでも先生をつかまえて質問することができるという、その貴重な権利に対して生徒は授業料を払っているようなものだ。わからないことを質問もせず、講義内容をひとつも理解できないまま修了するなどは授業料をドブに捨てているに等しい。逆に、質問に対して満足な回答をしてくれない講師は、契約不履行で訴えられても文句は言えない。