野次馬

 たいてい朝8時頃にはうちのテレビは民放のニュースバラエティを映しているんだけど、これから張り切って仕事に出かけるという時にドロドロした話題をドロドロした紹介の仕方で見せられるのはキツイと最近感じ始めた。
 チェッカーズの元メンバーの追悼儀式のことを扱っても、話題の中心はクロベエではなくて残りの6人の仲違いのことばかり。そりゃ「どうしてそんなことになってしまったんだろう?」と不思議には思うけど、報道はあまりに野次馬的で、故人を悼む気持ちなど皆無だ。こういう話専門でメシを食っている芸能レポーターという人種がいることが理解できない。
 誰々が誰々を嫌い、という話が大好きな人もいるようだけど、私にはホントどうでもいい。

 今日は一日中、学生らと3年ぶりの製膜装置のオーバーホール。肉体的に疲れたけれどもその甲斐あって装置は見違えるようになった。今日の作業をやってみて初めてわかったのだが、学生には物をキレイにすることに結構こだわりを持っている者が意外に多かった。